初心者、基礎を積み上げる「関数」
関数
関数名、仮引数名ともに原則的にはキャメルケースで記述する。
- キャメルケースとは?
複合語をひと綴りとして、要素語の最初を大文字で書き表すことをいう。 キャメルケースとは、大文字が「らくだのこぶ」のように見えることからの命名である。
詳しくは
記事:初心者、基礎を積み上げる「識別子」にて
func 関数名(仮引数:型)->型{ code }
inout関数
関数内での処理によって呼び出し側の変数の値を書き換える関数
C言語のポインタの概念を関数としたもの。
仮引数の前にinoutをつけて実引数には「&」をつける。
func 関数名(inout 仮引数1:型,inout 仮引数2:型)->型{ code } 関数名(&実引数,&実引数)
外部引数名
引数がどういう意味を持つものなのかをわかりやすくするためのキーワード設定のようなもの。
func 関数名(外部引数名 仮引数1:型,外部引数名 仮引数2:型)->型{ code } //外部引数名を指定すると関数を呼び出す時に下記のように記述できる 関数名(外部引数名1:実引数1,外部引数名2:実引数2)
実際のコードにしてみると...
func Trianglearea( base b:Double,height h:Double) -> Double { return b * h / 2 } Trianglearea(base:2.0,height:1.0) //1.0と表示
外部引数を設定してないと...
func Trianglearea(b : Double, h : Double) -> Double { return b * h / 2 } Trianglearea(2.0,1.0) //1.0と表示
なお仮引数のことを内部でしか使わないため、内部引数名と呼ぶことがある。
また毎回外部引数を設定する代わりに、内部引数名(仮引数)に「#」をつけて内部引数名イコール外部引数名とすることができる。
例
func Trianglearea(#b : Double, #h : Double) -> Double { return b * h / 2 } Trianglearea(b:2.0,h:1.0) //1.0と表示
参考サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki
参考書籍: